気をつけたいこと

授乳中のくすりの使用

Q

授乳中ですが、処方されたくすりを使用してもいいですか?

A

授乳中のお母さんに処方されるくすりは、母乳に移行しない、あるいは移行しにくい、移行しても赤ちゃんへの影響が少ないものを医師が選んでいます。授乳中であることを医師や薬剤師に伝えて、相談しながら決めるようにしましょう。

解説

多くの場合、お母さんが使用したくすりの量のごくわずかしか母乳に移行せず、そこから赤ちゃんのからだに吸収される量はさらに少ないとされています。中には赤ちゃんに影響が出るくすりもありますが、とても限られています。
お母さんがくすりを使用しながら授乳を続ける場合は、授乳後の赤ちゃんの様子をよく観察しましょう。赤ちゃんの様子がいつもと違う場合は、授乳をやめて、すぐに医療機関を受診しましょう。

参照

(すべて2025年4月閲覧)

授乳はやめた方がいいの?

母乳にはたくさんの栄養素のほかにも、免疫や発達に必要な成分が含まれているよ。
授乳をあきらめる前に、医師や薬剤師に相談してみてね。

母乳による育児は、赤ちゃんにとってよい面がたくさんあります。くすりを使用しているからと授乳をあきらめる前に、医師や薬剤師に授乳を続けてよいかどうかを相談してみてください。
使用するくすりの種類によっては、授乳を一次中止することもありますが、赤ちゃんのためにもまずはお母さんの健康が第一と考えることが大切です。

赤ちゃんを抱っこし、やさしく微笑む母親のイラスト。

参照

(すべて2025年4月閲覧)

監修:昭和医科大学(旧 昭和大学)薬学部 社会健康薬学講座 社会薬学部門・
臨床薬学講座 臨床栄養代謝学部門
客員教授 倉田なおみ

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