帯状疱疹は予防できる?
帯状疱疹を予防するワクチンについてご紹介いたします。
帯状疱疹は、過去に水痘(みずぼうそう)を引き起こしたウイルスが体内に潜伏し続けて、加齢やストレス、疲労などによって免疫力が低下したタイミングで再び活性化し、時に痛みを伴う水ぶくれなどを起こす皮膚の病気です。
帯状疱疹は50歳を過ぎると増加しはじめ、80歳までに3人に1人が発症すると言われています1)。
一般的な症状のあらわれ方として、まずからだの左右どちらか一方の皮膚に、神経に沿って痛みや皮膚の違和感、かゆみなどが起こります。その後、小さな水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状にあらわれて、痛みと皮膚の症状が約3週間続きます。通常、痛みは赤い発疹が治ると軽くなりますが、皮膚症状が治まった後も痛みが3ヵ月以上続く場合(帯状疱疹後神経痛)があり、数ヵ月から数年にわたって痛みが長引くこともあります。帯状疱疹後神経痛はウイルスが神経を傷つけることで起こるため、帯状疱疹の症状がみられたらできるだけ早く治療を開始することが大切です。

帯状疱疹の予防のためには、免疫力を低下させないよう日々の体調管理が大切ですが、ワクチン接種も一つの手段です。帯状疱疹ワクチンには帯状疱疹の予防効果が認められています2)。
ワクチンの任意接種の対象年齢は50歳以上ですが、2025年度からは65歳以上の方などを対象とした定期接種がスタートしました2)。帯状疱疹のワクチン接種について知りたい場合は、医療機関に相談しましょう。
3つのポイント
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帯状疱疹はみずぼうそうのウイルスが原因となる皮膚の病気
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50歳を超えると帯状疱疹が発症する可能性が高くなる
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帯状疱疹の予防としてワクチン接種という選択肢もある
出典
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1)Shiraki K, et al. Open Forum Infect Dis 4: ofx007, 2017.
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2)厚生労働省. 帯状疱疹ワクチン
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/yobou-sesshu/vaccine/shingles/index.html
参照
(すべて2025年6月閲覧)
監修 日本赤十字社 京都第一赤十字病院 総合内科 部長
尾本篤志



